MAINTENANCE

 

クリアーペイント

2020.02.06 | maintenance | nakashima

本日はクリアーペイントをご紹介致します。

この度施工を施したのはゼファー1100。

フォークステム、トップブリッジです。

クリアーペイントはアルミ製品の素地化粧の部品に対応しています。

アルミの腐食でお困りの方、結構多いのではないでしょうか?

磨いてみても綺麗には仕上がりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はステムベアリングを交換するタイミングで施工致しました。

バフを掛けてピカピカにするのではなく、

非常に薄くヘアラインを引いておりますので、純正のように落ち着いた仕上がりとなります。

 

フロントフォークのアウターチューブや、ヘッドカバー端部等応用の利く作業です。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

 

本日はゼファー1100ヘッドカバーオイル漏れ修理をご紹介致します。

1998年式、経年劣化によるオイル漏れです。

 

せっかくヘッドカバーを取り外すので、今回はタペットクリアランス調整も行いました。

+アルファーはタペットクリアランス調整で御座います。

では早速、分解致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

こってりと液体ガスケットが盛られていますので、まずは綺麗に清掃。

少しでも砂利やガスケットが残るとオイル漏れの原因となります。

慎重に丁寧に作業致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗になりましたので、タペットクリアランス調整を行います。

タペットクリアランス調整は、カムシャフトとタペットの隙間を計測。

シム厚を変更して隙間を適正値に調整する作業です。

4ストロークエンジンのバイクはほぼ全車種、走行距離に応じて調整が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

今回作業した車輌の走行距離は、およそ25000キロ。

基準値から外れておりましたのでチェックして正解でした。

そのまま乗り続けると、エンジン異音、カムシャフト、タペットの損傷に繋がります。

 

ソイルマジックでは

Kawasaki純正部品を使用して修理、

メーカー指定値を参考に調整致します。

 

オイル漏れも直り、車輌の調子も良くなるお薦めの作業で御座います、

気になる方はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

フューエルパイプ交換

2020.02.02 | maintenance | nakashima

本日はゼファー750フューエルパイプ交換をご紹介致します。

 

こちらの作業は本来キャブレタのオーバーホール時に行う作業ですが、

近年、フューエルパイプのトラブルが多くなってきたのでピックアップしてみました。

フューエルパイプはキャブレタの連結部分で、

ガソリンの通り道となっており重要な部品です。

多気筒のバイクであればほとんど採用されております。

ゼファーシリーズはすべて対象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真のようにフューエルパイプは樹脂で作られており、

先端および根元にはOリングが取り付けてあります。

経年劣化で樹脂が破損したり、Oリングも長年時間が経つと切れてしまいガソリンが漏れてしまいます。

車輌火災にも繋がり危険です。

 

 

 

 

 

 

 

取り外してみると、やはり切れておりました。

線径も古いほうが痩せてしまっています。

 

ソイルマジックでは

Kawasaki純正部品を使用して修理いたします。

細かな部品ですが、愛車の調子を整える重要な部品です。